こんにちは。お料理が億劫な、わこ(中年女性)です。
本日は余談から入ります。
私と「しそ」の浅い歴史
幼い頃、おじいちゃんが家の周りで畑を耕し、自分ちで食べる野菜等を作っていました。
そして、特に手入れなどしていない畑の端っこに、もさもさと『しそ』が生えていました。
紫色のしそです。
おばあちゃんがそれを使って梅干しを漬けたりしていました。

物心ついたある日、母親とスーパーにでかけ、ふと目に入ったものがありました。

えっ!し、しそ、が売られている!!!!
畑の隅で、ぼうぼう勝手に生えている(ように見えた)アレに、人様がお金を出すような価値があるとは…。
その時びっくりした感覚、今でも覚えています。
それから中高生の頃くらいからだったでしょうか、『しそ』のことを『大葉』と呼ばないとなんとなく格好悪い(ダサい)雰囲気になったのは。
…「緑色のもしそなのか?紫色のも大葉と呼んでいいのか?」と、違いがあるのかないのか、全くわかっていなかったです。
あわせて、スーパーの店頭などでは紫色の「しそ」よりも、次第に緑色の「大葉」の方が一般的になるなど、変化していった気がしています。
小さな食品にも、歴史あり、です。
確認してみたところ、「しそ」が総称で、その中に「赤じそ」「青じそ」など複数の種類があるそう。
そして「大葉」は青じその葉の部分のみを指す、とのことです。
「大葉」をお弁当に入れるメリット
そんな大葉ですが、薬味として爽やかな香りを楽しんだり、おにぎりに巻いたり、いろいろな形で気軽に【大人の風味】が楽しめる食材ですよね。
そしてお弁当に入れても、こんなメリットが得られます!
- レタスなどよりも水分が少ないので、仕切りに使用しても傷みにくい。
(葉物野菜の水分についてはこちらも参考に。) - 成分により殺菌効果もあり、食中毒予防効果も期待できる。
- 鮮やかな緑色で彩りがキレイで見映えが良い。
などです!いいことだらけ!
本日はそんな効能があるとは知らずに大葉を仕切りに使っていた、過去のお弁当を2つ、解説させていただきます。
いずれも私が職場で一人で食べていた、ぼっち弁当シリーズのものです!
【ぼっち弁④】お惣菜の定番!アジフライを使ったお弁当
※こちらも縦に撮影したお弁当を横向きに貼っています。歪んでいてすみません。

メイン:アジフライ
お惣菜の定番!アジフライをカットして入れました。
シッポって固いですよね?シッポの周りの骨が、というか。そこは入れません。
大葉の向こうにもアジフライがあるのは、フライの衣の美味しさをご飯にも移したかったからだと思います、たぶん。
サブ:おかずたち
- 「浅漬け」
浅漬けの素で漬けた、きゅうり、大根、人参です。 - 「ミニトマト」
人参の朱色とはまた違う赤で、あざやかに!
他、雑穀ご飯に塩こんぶ、と「大葉」の緑色とギザギザが良い仕事をしています!
【ぼっち弁⑤】「大葉」を仕切りとおかずにもつかったお弁当!

メイン:冷凍食品の「コロッケ」と「肉巻きチーズ」
違う味を楽しむために、メインを2つ入れてますね。
「欲張り!」と思いましたが、他に入れるものがなかったのでしょう…。
サブ:おかずたち
- 「キュウリ」
これただ切っただけかもしれません。漬物ではない。 - 「ミニトマト」
- 「ハムにスライスチーズと大葉を巻いたモノ」
大葉が余ったので巻いてみたものと思われます。ピンなどで止めず、スキマに押し込んで巻き戻りを防いでいます。※無理やり押し込むからチーズがメリメリ割れています。
他、雑穀ご飯に、「海苔」でのり弁風の部分と、「カリカリ梅の生ふりかけ」的なものの部分を作って、見た目のおかずの少なさをカバーしようとしています。
そして上のお弁当と同じく、大葉がお弁当の見た目をワンランクアップさせていますね!
以上、本日は余談とお弁当2つの紹介をご披露させていただきました。
「お弁当用にしそと、冷凍食品でも買っておくか…。」って、そんなことでも、あなた様の明日のお弁当づくりが楽になったら嬉しいです!
読んでくださった方、ありがとうございました。